エアラインスクールに通っていませんでしたが、航空会社に新卒で入社することができました。就職活動のために行ったことを挙げてみました。少しでも参考になれば幸いです。
TOEICのスコアを上げる
日系エアラインでは600点以上のスコアが求められます。合格者の平均的なTOEICスコアは700点台です。まずは、学生の間にTOEIC700点を目指して、書類選考で落ちないように対策しましょう。長期留学経験者であれば、800点を超えている傾向があります。
正直、英語ができないと恥ずかしい思いをすることもあるかもしれません。
外資系エアライン志望者はTOEIC800点台のスコアがあると安心です。受験者はやはりTOEIC高得点取得者が多いです。外資に合格しても、訓練までに英語を勉強しておくよう言われた友人もいました。海外をベースに生活する場合はより英語力が求められます。
留学する
異文化の中で英語を使い生活する経験は一生の宝です。若い時期だからこそ長期で留学することができます。社会人になってから、仕事を辞めて留学するのはなかなか勇気がいります。短期の留学よりは、半年以上の留学期間があるほうがぐっと英語力も上がり、面接でもエピソードとして語ることができます。
第二外国語を学ぶ
余裕があれば、第二外国語を履修しましょう。企業によってエントリーシート(ES)に第二外国語の資格を書く欄があります。第二言語を優遇するエアラインもあるので、TOEIC700点/800点など目標を達成したら、第二外国語の資格取得に励むとよいと思います。
医療関係のアルバイトをする
CAを目指す多くの人が接客のアルバイトをしているように思います。接客マナーについて学ぶことができます。実際にアルバイト経験がなくても、入社後の訓練でサービスについても学びます。接客アルバイトの経験がないからといって、心配する必要はないと思います。
筆者のおすすめは、医療関係の仕事です。
CAになってから急病のお客様の対応を経験することが多くなります。機内では、体調を崩すお客様も多く、持病を持ったお客様もいます。
ベテランCAになっても、多種多様な症状のお客様に適切な看護をすることは難しいです。常に急病者がでないことを願いながらフライトしていました。
医療知識はCAとして必要です。
ぜひ、医療現場でどのように看護しているのか学んでおくことは、CAになったあとに非常に強みになると思います。
はるか昔は、CAの募集要項に「看護師資格」と書かれていたそうです。いかに看護の知識が必要とされる職業かがわかります。
サークル活動や社会貢献活動をする
仲間と共に熱中できることがあるだけで素晴らしいことだと思います。組織に所属し、貢献する経験を得ることができます。時に組織の人間関係等に悩み解決しようと試行錯誤するプロセスも、面接で語れるエピソードになります。
ボランティアに興味を持ち、実際に一歩踏み出してみてほしいと思います。社会問題について考えるきっかけになります。広い視野を持ち、様々な問題に対して自分の意見を持つことができます。
経験したこと、困難をどう対処したか、一つ一つ書き留めて置きましょう。面接で必ず役立ちます。
航空業界しか知らないCAにならないように、違う世界を見ることはとても大切です。
そして、これまで出会ってきた人達との繋がりも大切にしましょう。
歯列矯正
金銭的な余裕があれば、歯列矯正やホワイトニングは検討してもいいかもしれません。
特に海外では歯並びは重要視されます。歯列矯正は100万円くらいかかると思っている方も多いかもしれませんが、部分矯正等だと安価で始められるものもあります。また矯正期間も様々です。
笑顔に自信が持てるようになります。
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